狭小住宅とはどんな物件?注意点とメリットとは

狭小住宅という住宅をご存知ですか?名前の通り狭くて小さい狭小住宅ですが、狭小住宅ならではのメリットがたくさんあります。都心に家を持ちたいと考えている方にとって、立地の良い場所に家を建てるための方法の一つにもなり得ます。この記事では、狭小住宅とはどんな物件か?や、狭小住宅を建てる際の注意点とメリットを紹介しています。縦に長い住宅や変形した土地を生かして、お洒落なお家に住むことも可能です。この記事を参考に、ご自身にとって最適な住宅をお選び頂けたら幸いです。

狭小住宅とはどんな家?

まず、狭小住宅の特徴について紹介させて頂きます。狭小住宅の特徴を知っておくことで、快適に暮らす方法や、ご自身の好みに合わせた間取りを見つける手助けになります。

狭小住宅の特徴

狭小住宅とは、狭い土地や変形された土地に建てられる住宅のことを言います。例えば、住宅と住宅の間に建てられた縦に長いお家や、住宅街の角に建てられた台形のお家を見たことがありませんか?これらの住宅が、土地が狭かったり土地が変形している場所に建てられる狭小住宅のことです。具体的な基準は設けられていませんが、狭小住宅は15坪(50㎡)以下の土地に建てられる住宅と言われています。主に、都心部や都心部に近い住宅街に多く見られるものです。狭くて暮らしにくそうなイメージがある狭小住宅ですが、狭小住宅を選べば都心近くに、お手頃な価格でお家を持つことを可能にします。

狭小住宅を活かした家とはどんな家?

土地が狭かったり、変形していたりする場所に建てられる狭小住宅ですから、縦に長いお家を建てるケースが多いです。そのため、縦に長い住宅を活かしたお洒落な雰囲気のあるお家を建てることができます。狭小住宅の中には、2階や3階のベランダに植物を飾るなどしてシックな雰囲気を演出したり、外壁の窓辺にすのこを使うことでモダンな雰囲気を演出しているお家もあります。また、内装もスキップフロアや中2階を作ることで、部屋の広さを保ちつつ、他の家にはない楽しい家を作ることも可能です。一見、不便に思える住宅でも、狭い空間を快適かつお洒落にする工夫を加えれば、他の家にはない狭小住宅の良さを活かすことができるようになります。

狭小住宅を建てる時の注意点とポイント

狭小住宅を建てる際には、予算に合った住宅を検討したり、快適な生活のための間取りを考えるなどの注意点があります。ここでは、今後の生活を快適で楽しくするための、狭小住宅の注意点とポイントを紹介しています。ご自身が1番に満足のできる住宅を建てるための参考にして頂けたら、大変嬉しく思います。

予算を考慮しよう

まず、狭小住宅の注意点として、建築費用がかかりやすいというデメリットがあります。土地代や税金を安く抑えられる狭小住宅ですが、建築費用は高くついてしまう可能性があるのです。理由としては、狭い土地に対して縦長のお家や変形した土地に合うお家を建てるためには、時間や手間がかかることが挙げられます。多くの人が建てる住宅と比べて、作る工程が違えば時間もかかりますし、狭い土地では大きなトラックで資材を運ぶことができない手間が発生するのです。

そのため、狭小住宅を建てる際には予算に見合う住宅を検討することが大切です。せっかく低く抑えることができた土地代や税金のコストも、建築費用が高ければ割高になってしまう可能性もあります。生活をするための間取りや1部屋を広く見せるためのスキップフロアなど考慮したい点もたくさんありますが、予算を越し過ぎていないか確認をするようにしましょう。特殊な間取りや効果を入れるほど、建築費用は高くなってしまうのです。

生活に不便しない間取り

狭小住宅を選ぶ際には、生活に配慮した間取りが必要です。土地によっては、3階建ての家を建てることができます。しかし、3階にトイレがあったり、台所からダイニングや居間へ行くまでに障害があったら、快適な生活を送ることを妨げてしまいますよね。快適な暮らしを送るためには、生活スタイルや行動範囲を把握しておく必要があるのです。ご自身やご家族が家の中をどういったルートで利用するのかを考慮したり、どんな間取りが生活を快適にするのかを事前に考えておきましょう。

防音効果や日当たりなど近隣の住宅への配慮が必要

幅の狭い土地に家を建てる狭小住宅ですから、庭がなく近所と密接したお家を建てることになる点も狭小住宅の特徴です。そのため、狭小住宅を建てる際には近隣の住宅へ音が漏れないよう防音効果のあるお家を建てる必要があります。防音効果のあるお家なら、外部からの騒音を防ぐことにも繋がります。外からの音が原因で、心地よい暮らしを送ることができなくなる場合もあります。ご自身の住宅環境を整えるためにも、防音効果がある住宅は重要です。

また、住宅の高さが高いことによって、近隣の住宅の日当たりを悪くしてしまうこともあります。気を使いすぎる必要はなくとも、ご近所さんとの関係を悪くさせないためには、周りの住宅への配慮も大切です。近隣の住宅環境や人々の様子など、事前に確認をしておけば、近所の人にとってもご自身にとっても、気楽に過ごせる環境づくりに繋がります。ご自身の住宅がご近所さんに与える影響も考慮しておきましょう。

スキップフロアや地下室を取り入れる

幅が狭かったり縦に長い住宅を活かす工夫として、スキップフロアや中2階、地下室を取り入れる方法があります。スキップフロアを使用すれば、1つの部屋に和風・洋風など異なる空間を複数作ることも可能にします。中2階を利用すれば、見た目的な部屋の広さを保ったまま、1階とは別の部屋を作ることができます。それだけではなく、中2階の下を物入れとすることも可能です。奥行きが長い家や縦長の家の1部屋を広く見せる工夫を行うことで、1つの部屋を複数に楽しむことにも繋がります。また地下室を取り入れることで、収納スペースを作ることも可能です。収納用に地下室を用意しておけば、他の部屋を広く保つ手助けもしてくれます。ロフトも同様で、収納場所を作ることによって、普段過ごす空間を広く維持してくれるのです。

狭小住宅の魅力とメリットとは

ここでは、狭小住宅の魅力とメリットを紹介させて頂きます。快適な間取りを考慮したり、近所の住宅に配慮をしたりする必要がある狭小住宅ですが、狭小住宅の魅力やメリットを活かすことができれば、安くて快適かつお洒落なお家に住むことを可能にします!狭小住宅の魅力を知ることで、暮らしを楽しむお部屋や空間を見つけてみませんか?

都心部に家を持てる

狭小住宅の最大のメリットは、都心部や都心に近い住宅街に住宅を持つことができる点です。都心へ通える場所に安く家を建てるなら、郊外に住むという選択もありますよね。しかし郊外の場合、通勤や通学に2時間以上の時間がかかってしまう場合もあります。都心部に学校や会社があるなら、通勤・通学時間を減らすことができたら嬉しいですよね。「都心に住宅を持つ」という憧れを叶えるためにも、役立つのが狭小住宅なのです。

また立地が良ければ、スーパーやコンビニを訪れやすい場所、駅に近い場所などスムーズな生活を送ることも可能にします。毎日利用する場所が近ければ、体の疲れを軽減することにも繋がりますし、余分な時間を削減することもできます。長く使う住宅ですから、今後の生活が楽になる暮らしを選ぶことができたら嬉しいですよね。土地代や税金を抑えることができる狭小住宅には、快適な生活を選択することができる魅力があるのです。

土地代と税金などのコストを下げることができる

土地が狭かったり変形していたりする狭小住宅なら、土地代と税金を抑えることが可能です。面積が狭い土地であれば、もちろん土地代は低くなります。それだけでなく毎回払う税金も、土地の面積によって決められます。そのため、土地にかかる固定資産税・都市計画税などの税金を抑えることが可能なのです。

また、1部屋が狭い住宅であれば、エアコンや暖房が行き渡りやすくなります。そのため、光熱費を低くすることも可能です。毎月払う生活費・毎年払う税金だからこそ抑えることができれば、今後の生活を楽にすることに繋がります。土地代・税金・生活費を軽減することができる点も狭小住宅の魅力なのです。

狭小住宅ならではの面白みがある

スキップフロアや中2階を使えば、部屋の広さを保ちつつ部屋数を増やすことができる利点があります。それでけではなく、スキップフロアや中2階を使用すれば、他の家にはない楽しい家を作ることも可能です。中2階は高さがあるので、1階より少し高い場所で本を読んだり、お酒を飲んだりする楽しみも作ることができます。

また、スキップフロアを使って1部屋に段差を作るだけでも、部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。スキップフロアをお子さんが遊ぶ場所にしたり、お客さんがきた際の客間にすることも可能です。部屋を広くする工夫を加えれば、より利便性の高い1部屋を作ることができる点でも狭小住宅の楽しさがあります。

自分好みのお洒落な空間を作れる

狭いと捉えがちな狭小住宅ですが、ご自身の好みに合わせて内容や外装をアレンジすることも可能です。外装の窓辺にすのこを使うことで、外からの視界を防ぐことができれば、お洒落な外装を作ることもできます。

また、狭い空間を活かして一人部屋や趣味部屋に変えることができれば、大きい本棚や戸棚を使うことで植物やお皿など収集したものを飾ることもできます。工夫次第では、ご自身の好みや趣味を楽しむことができる住宅へと変化するのです。

狭小住宅の間取り例紹介

最後に、狭小住宅を活かした間取りをご紹介させて頂きます。

奥行きの長い住宅を活かして、長い廊下を渡った後に茶の間・客間がある間取りです。畳に合ったこげ茶の廊下があれば、和風の1部屋を更に良く見させることができます。

壁に大きな棚を作れば、本やCDなどを収納するだけでなく、趣味を活かせる場所に利用することができます。窓際にスキップフロアを作れば、外の雰囲気を味わいながら趣味の時間を楽しむことも可能です。このスキップフロアは、下が収納スペースになっており、収納場所としても利用することができます。

部屋内にロフトをつくることで、収納スペースを増やすことができます。部屋内を綺麗に保つことができる点も、ロフトがる部屋の魅力です。

縦長の住宅を活かすなら、各階に台所を作ることで、利便性のあるお家に変化させることができます。3階だてを建てるなら、台所への移動する負担を少なくするメリットがあります。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

 

設計士に無料で相談する

関連記事

  1. おしゃれで快適な狭小住宅の間取りの実例をご紹介!

  2. 注文住宅の失敗しない間取りとは?間取りの決め方まとめ

  3. 注文住宅のこだわりポイント!おしゃれで快適なリビングを作りたい!

  4. (コラム)上手に日差しを取込む

  5. (コラム)収納の増やし方

  6. (コラム)雨樋の存在感をなくす

  7. 犬と共に暮らす。理想の注文住宅を作るには

  8. (コラム)天井は高い方が良いの?