(設計士コラム)予算から考える、暮らし方

家族との新しい暮らしに向けて、叶えたい希望は沢山あると思います。
余裕のある方でも予算と盛り込む内容は、常に頭を悩ませるところですよね。
そこで今回は、私がクライアントに毎回お話している、予算から考える暮らし方なるものをお伝えしたいと思います。

家は何のために建てるのか?

いつまでも賃貸じゃ勿体ないから、子供が生まれるから、
理想の暮らしをしたいからなど、どれも正解ではありますが、まずは次の事を意識して考えて見てください。

それは、人生設計の中に家づくりが有ると言う事です。
長い人生においては予定が変わる事も有るかもしれません。その場合はその都度、軌道修正すれば良いでしょう。
現時点で何歳までにどの程度の収入があって家づくりという暮らしの項目にいくら投下するか?(できるか?)
というところを考えて見てください。そうすると、おおよその予算が見えて来ます。

仮に現金1000万円と住宅ローン4000万円の合計5000万円で東京都内に住まいを考えた場合、
マンションなら購入できるのは、23区山手線外側あたりでしょう。
注文住宅を建てるとしてこのあたりの土地を探すと、1坪あたり200万円くらいでしょう。
15坪の土地で3000万円を土地に充てなければならず建物に充てられる予算が2000万円しか残りません。

15坪の土地は、狭小地と言われております。
法規制やプランにもよりますが、3LDK程度の広さを確保しようとすると3F建てとなりコストも上がります。
実際には2000万円から消費税を引かなければなりませんので、建物に充てられる予算は1850万円程度になります。
東京都内の空地に見られる同じ表情の建売住宅の理由がここにあります。

それぞれの場所で土地の価格は違いますが、土地の予算は出来る限り少なく済まして、
建物本体に予算を充てる事を、建物は小さく建てて豊かに暮らす事をお勧めします。
大雑把なフレームで、暮らし方の変化に対応できる家が長期的にコストパフォーマンスの良い家となります。

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