スタッフ紹介

吉田市郎(棟梁)
入社40年。「今でも若い人には負けないよ!」
生まれ育ったのは「気仙大工」で知られる岩手県の陸前高田市。小学校5、6年生の頃には大工の仕事をしたいと思っていましたね。上京して40年以上、建栄で仕事をしていますが、入社した当時、まわりは皆、昭和ひとけた生まれの人たちばかり。釘の打ち方も「上手くなりたきゃ、どんどん叩け!」と何度も練習を重ねたし、先輩たちからは「技は見て盗め」とおそわったものです。

建栄のカラーですか? 現場でよく一緒になる職人さんにも言われるのが、真面目、やさしさ、和気あいあい、家蔵的という言葉。先代の頃から会社で草野球をやっていたし、試合後には「飲めや食えや」で、仲間と色々な話をするでしょ。そうすると、自然と距離が縮まっていきますよね。そんなムードが現場に表れているんじゃないでしょうか。

休日になると、朝早くから荒川へ出かけます。釣りが趣味なんですよ。狙うエモノは鯉。釣ったあとはリリースします。自己ベストは85cmですが、いつかは1mの鯉を釣るのが夢です。荒川では毎回、吸い込みを3回投げるけど、成果は運に任せています。鯉つりは運が80%、あとは潮の満ち引きが関係するみたいです。鯉釣りがやめられないのは、釣った鯉を網ですくう時の快感を知ったから。もし、鯉の次に狙うならうなぎですかね。

釣りをすると気分転換になるから、月曜日は新鮮な気分で仕事ができます。加工場では材木が相手。製材、加工、組みまで携わるけど、長年、木と付き合っていると、それぞれの木の性格もわかってくるし、どんな道具を使うと仕上がりがよくなるかもおしえてくれる。つくづく「木に生かされているな」と思いますよ。今では使わなくなった機械や道具もそう。普段からちゃんと手入れするんですよ。そのせいか久しぶりに使っても、調子よく動いてくれます。

仕事が終わると、会社のある巣鴨界隈でたまに飲むこともあるし、1人でカラオケに行くこともあります。歌うのは演歌で、好きな歌手は吉幾三。マイクを握っていると、いつも田舎の陸前高田の風景が浮かびます。東日本大震災で昔の面影はなくなったけれど、子どもの頃の思い出はずっと心に焼きついているからね…。

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