スタッフ紹介

林哲男(棟梁)
お施主さんからの
「ありがとう」は
仕事が報われる瞬間
一緒に働く人のことを気にかけながら、まろやかに対応する」。
仕事をするうえで大切にしているのは、そんな思いです。さまざまな職人さんたちと1つの建築をかたちにしていくので、良好な人間関係が家づくりに反映するような気がします。

建栄に入社したのは18歳の時でした。もともと社長の金野は高校の同級生。高校を卒業する頃、彼のおやじさんである先代社長に「ここで働かせてください」と、自分から頭を下げました。そうして建栄に大工として入ったのですが、当初の仕事は親方や先輩方の小間使い。右も左もわからないから、当時はよく怒られましたねぇ。けれど、それが今では実になっているように思います。

今でも忘れられないのは、仕事を始めてまもない頃、現場で屋根の葺き替え作業に入った時のこと。何のためらいもなく、さっと高い所にのぼったんですよ。しかも作業着が間に合わなかったから、ジャージ姿で(笑)。その様子を見ていた瓦職人さんが「お、建栄にいいのが入ったな!」と声をかけてくれて。新入りの自分のことをちゃんと見ていてくれる人がいたことが嬉しかったですね。もしかしたら、仕事で褒められた最初の出来事だったかもしれません。

現場で辛い季節は冬ですね。寒い外気にあたると指先が割れるんですよ。痛いし、凍えるし。手袋なしではとても仕事はできません。けれど、お施主さんから「丁寧にお仕事をしてくださってありがとう」という言葉をいただくと、そんな苦労は吹っ飛びますね。

仕事柄、重たいものを運ぶので、筋肉の付き具合には自信があります。最近、仕事で使う以外の筋肉も鍛えようと思い、娘と一緒にランニングを始めましたが、走るのってけっこう大変ですね。筋力には自信があったはずなのに…(苦笑)。休日は銚子から船に乗り、海釣りに出かけることもあります。釣れた魚を家に持って帰ると家族は喜んでくれます。同じくらい楽しみなのは土日の夜。妻との晩酌です。仕事から開放され、またがんばろうと活力が生まれる。そんな大切な時間なんですよ。

スタッフ紹介